長野県の防災対策に!太陽光発電で停電時も安心な家づくり

ホームコラム長野県の防災対策に!太陽光発電で停電時も安心な家づくり
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長野県の防災対策に!太陽光発電で停電時も安心な家づくり


災害時の停電はライフラインが断たれ生活に大きな影響を与えますが、太陽光発電を導入しておくことで、停電時でも最低限の電力を確保できることをご存じでしょうか。

特に長野県のような自然災害が多い地域では、災害時の電力供給手段として太陽光発電が重要な役割を果たします。しかし、太陽光発電をうまく活用するためにはいくつかの条件があります。これをしっかりと理解し、事前に準備を整えておきましょう。本記事では、災害時に太陽光発電をどのように活用できるのかを解説します。

目次

長野県の太陽光導入は、Lifeコーポレーションへ

当社は長野県東御市で電気、不動産F事業を行っている会社、Lifeコーポレーションです。
長野県東信エリアを中心に、お客様宅への太陽光発電システムの設置を請け負います。



Lifeコーポレーションの特徴

Lifeコーポレーションの会社情報

会社名:Lifeコーポレーション株式会社
住所:長野県東御市県154-1
設立:2016年2月
従業員数:7名
事業内容:宅地建物取引業・ソーラービルダー及びEPC事業・リース建築事業
建設業許可:長野県知事 許可(般-5) 第26694号
建築業種類:建設工事業・電気工事業・屋根工事業・大工工事業・内装仕上工事業・タイル・レンガ・ブロック工事業
宅地建物取引業許可:長野県知事(2)第5483号
産業廃棄物運搬収集運搬業許可証:許可番号 2001235236

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災害時でも太陽光発電の電気で停電知らず

災害時でも太陽光発電の電気で停電知らず

災害時に停電が発生すると生活に大きな支障が出ますが、太陽光発電があれば最低限の電力を確保できます。ただし、すべてのコンセントやすべての家電が使えるわけではなく、いくつかの条件があります。

まず、停電時には太陽光により発電した電力を家庭用に使えるようにするパワーコンディショナを使えるようにするため、「自立運転モード」への切り替えが必要です。このモードでは、日中の発電電力を専用の自立運転用コンセントから利用できます。

ただし、供給できる電力量には限りがあります。運転を止められない冷蔵庫や情報取得・連絡手段としてのスマートフォンの充電など、生活に欠かせない機器に絞って活用することがポイントです。

また、蓄電池を併用すれば、夜間や悪天候時でも電力を使用でき、より安心感が高まります。日頃から自立運転モードの切り替え方法や使用可能な家電を確認しておくことで、災害時の不安を軽減できます。

長野県で発生した過去の災害とは

長野県で発生した過去の災害とは

長野県は自然災害が比較的多い地域です。特に土砂災害や気象災害(豪雨、台風、降雹など)が頻発しています。また、地震のリスクも抱えており、過去には大規模な災害が発生しています。

長野県で発生しやすい自然災害

長野県で過去20年に発生した主な自然災害には、土砂災害、気象災害、地震災害があり、いずれも停電が発生する可能性があります。

土砂災害

土砂崩れや地滑りが発生すると、電柱や送電線が損壊し、停電が発生する場合があります。特に山間部の集落では、土砂災害による停電リスクが高いです。

気象災害

台風や豪雨、強風、大雪などの気象災害は、電力インフラに大きなダメージを与えます。倒木や風による電柱の倒壊、送電線の断線などで停電が発生します。

地震災害

大規模な地震が発生すると、電力設備が破損したり、二次災害としての火災や土砂崩れで送電設備が損傷したりして、広範囲で停電することがあります。

特に山間部に囲まれた長野県では、土砂災害が頻繁に発生しています。過去10年間の発生件数は以下のとおりです。

停電件数
令和5年(2023年) 21件
令和4年(2022年) 25件
令和3年(2021年) 58件
令和2年(2020年) 98件
令和元年(2019年) 76件
平成30年(2018年) 36件
平成29年(2017年) 39件
平成28年(2016年) 21件
平成27年(2015年) 16件


参考:長野県サイト:土砂災害の記録


これらのデータから、年間の土砂災害発生件数は年によって大きく変動していることがわかりますね。長野県は災害が発生する頻度は決して少ないとはいえない地域であることがわかります。

長野県で実際に起きた自然災害以外の停電リスク

また、停電になるきっかけは災害だけではありません。
長野県では過去に、以下のようなきっかけで大規模な停電が発生しています。​

日付 停電地域 影響世帯数 原因
2013年8月28日 松本市南部から塩尻市 約2万5,800世帯 変電所の配線に鳥のフンが付着し、ショートが発生。
2015年3月2日 長野県内29市町村 最大38万戸 送電線の「ギャロッピング現象」で電線同士が接触。


これらの事例から、長野県では自然災害や予期せぬ要因により大規模な停電が発生する可能性があることがわかります。そのため、災害時の停電に備えた電力確保の手段として、太陽光発電の導入は有効な対策といえます。

災害時に備える!太陽光発電のメリットと知っておくべき注意点

災害時に備える!太陽光発電のメリットと知っておくべき注意点

災害時に停電が発生すると、生活は一気に不便になります。しかし、ライフラインが寸断されたときでも、電気があるとどうでしょうか。安心感が得られますし、生活の質を維持できます。ここでは、電気を発電できる太陽光発電が災害時にどのようなメリットをもたらすのかを紹介します。

【メリット①】停電でも繋がる!スマホ充電で情報収集ができる

スマートフォンの充電ができれば、家族や知人との連絡が取れるだけでなく、最新の災害情報をリアルタイムで入手できます。特に緊急時には、正確な情報が命を守る鍵となります。SNSやニュースアプリを活用することで、安全な避難先や支援情報も確認しやすくなります。

【メリット②】食料ロスを防ぐ!冷蔵庫が守る“非常時の食の安全”

停電が長引くと食料の保存が難しくなりますが、太陽光発電で冷蔵庫が使えれば安心です。生鮮食品を腐らせることなく保存でき、食糧不足や食中毒のリスクを軽減できます。また、飲み物を冷やしておくことで、暑い時期には熱中症対策にもなります。

【メリット③】暑さ寒さに左右されない!災害時も“快適温度”をキープできる

扇風機や電気ストーブが使用できれば、気温の変化に対応しやすくなります。夏場の暑さや冬場の寒さの影響は、二次災害を引き起こす可能性があります。過酷な環境をしのぐために、最低限の温度調整ができるだけでも、体調管理の助けになります。特に高齢者や乳幼児がいる家庭では、大きな安心材料となります。

【注意点】太陽光発電の限界と、動かせない家電への備え

太陽光発電の限界と、動かせない家電への備え

電子レンジやエアコンなど、大きな電力を必要とする家電は、太陽光発電だけでは動かせない場合があります。使用する家電の消費電力を事前に把握し、必要に応じて蓄電池の容量を確認しておくと安心です。消費電力の少ない家電を選ぶことも一つの対策です。電力の安定供給が大事である具体例をあげると、パソコン操作で保存が必要な作業をしている場合です。発電量が安定しない太陽光発電のみを利用することは、作成データを失う可能性があるためリスクが高いです。

災害時の太陽光発電のデメリットを理解しよう

災害時の太陽光発電のデメリットを理解しよう

先述のように太陽光発電は停電してしまった場合にとても便利ですが、災害時にはいくつかのデメリットやリスクが存在します。

知ってましたか?災害時に使用するためには自立運転モードへの切替が必要

知ってましたか?災害時に使用するためには自立運転モードへの切替が必要

災害時に太陽光発電の電力を利用するためには、「自立運転モード」への切り替えが不可欠です。災害時は普段と状況が異なるため、特別な設定が必要です。いざというときに慌てないためにも、事前に自立運転モードの使い方を確認しておきましょう。

自立運転モードで停電時も電力を確保できる

自立運転モードとは、停電時に太陽光発電システムが一定量の電力を供給できる特別なモードです。ここまでは普段と変わりませんね。

違いは、蓄電池がなくても日中の発電電力を直接利用できることです。ただし、使用できる電力量には限りがあるため、必要最低限の家電に絞って活用することがポイントです。メーカーや機能によっても変わってきますので太陽光発電選びのポイントの一つにしても良いでしょう。

今すぐ確認!自立運転モードへの切り替え方法

自立運転モードへは、パワーコンディショナ(太陽光で発電した電気を家庭内で使えるようにする機器)の操作によって切り替えます。停電時には自動で切り替わるものもありますが、手動の場合は以下の手順で行います。


1)ブレーカーを切る(主電源ブレーカー、太陽光発電用ブレーカー)
2)パワーコンディショナを自立運転モードに切り替える


メーカーや機種によって操作方法が異なるため、停電時に備えて取扱説明書で手順を確認しておきましょう。中には、自立運転モードに切り替えるスイッチがねじ付きのカバーで保護されているタイプもあります。緊急時にドライバーがなくて開けられないと慌てないためにも、あらかじめチェックしておきましょう。

自立運転用コンセントを上手に使用するためのコツ

自立運転モードに切り替えることができたら、専用の自立運転用コンセントから電力を確保できます。このコンセントは、あらかじめ設置されていることが多いので、どこにあるかを把握しておきましょう。使用時は安全のため、接続する家電の消費電力にも注意し、過負荷にならないように管理することが大切です。基本的には1コンセント1,500Wまで使えます。災害時を意識して省エネの家電をそろえていくことも得策です。

災害時だからこそ太陽光発電を有効活用しよう

災害時だからこそ太陽光発電を有効活用しよう

災害時に太陽光発電を最大限に活用するには、事前の準備と知識が重要です。太陽光発電システムは正しく使えば非常時の強い味方になりますが、使用方法を理解しておかないと役立てることができません。ここでは、災害時に備えて押さえておきたいポイントを紹介します。

自立運転用コンセントを設置する場所は計画的に

自立運転用コンセントは、設置場所を事前に確認しておくことが大切です。停電時に「どこだっけ?」と探し回ることがないよう、家族全員で場所を共有しておくと安心です。また、コンセント周辺には、すぐに使いたい家電や延長コードを備えておくと、いざという時にスムーズに対応できます。
新築でこれから場所を決める場合は、非常時に使用する頻度の高そうな家電や、場所を動かしにくい大型の家電の近くに設置すると便利です。

蓄電池を併用して不安定な電気を安定させる

太陽光発電だけでは、悪天候時に電力が不足しがちですし、夜間は電気をつかえません。そんな時に頼りになるのが蓄電池です。昼間に発電した電力を蓄電池に蓄えておけば、夜間でも電気を利用できます。災害時でも昼夜を問わずスマホの充電や冷蔵庫の運転など最低限の電力を確保できる準備があると、安心感を得られますね。

このように蓄電池の併用は非常に効果的ですが、容量には限りがあります。災害時の電気の使用を計画化し、蓄電池の残量は定期的に確認することで万が一に備えましょう。

長野県なら災害時だけでなく平常時にもメリットがある

長野県なら災害時だけでなく平常時にもメリットがある

太陽光発電は災害時だけでなく、平常時にもさまざまなメリットがあります。特に天候が安定している長野県では、日常生活においても太陽光発電の効果を実感しやすいです。以下に、平常時に得られる主なメリットを紹介します。

電気代を安くできる

発電した電力を自家消費することで、電気料金を節約できます。特に電気代が高騰している現在では、なるべく電気を買わずに、太陽光発電の電力を自家消費することで家計の負担が軽減されます。日中在宅していないご家庭は、蓄電池を併用して昼間に発電した電力を貯めておくことで、無駄なく消費できます。

断熱効果がある

屋根に設置することで断熱効果が高まり、夏は涼しく(温度が上がりにくい)、冬は暖かくなる(熱が逃げにくい)効果があります。冷暖房の使用頻度や設定温度が下がり、さらなる省エネにもつながります。

環境問題対策に貢献できる

太陽光は自然のエネルギーつまり再生可能なエネルギーですので、積極的に利用することでCO2排出量を削減できます。環境保護にも貢献できるため、持続可能な社会づくりに自然と寄与することができます。

いろんな視点を持って太陽光発電の導入を検討しよう

いろんな視点を持って太陽光発電の導入を検討しよう

災害時の停電において、太陽光発電がもたらすメリットは生活を維持するために必要不可欠であることがわかりました。山岳地帯が多い長野県は、土砂災害などにより電柱や送電線が損壊してしまい停電リスクが高い地域ですので、災害に備えておくことはとても重要です。

しかしながら、有事に備えるためだけの太陽光発電としては、初期費用が掛かりすぎる…など、気がかりなこともあると思います。ところが太陽光発電は非常時に限らず日常で使用でき、さらには節約対策ができます。導入には補助金支援がありますので、ぜひ太陽光発電の設置を検討してみてください。特に太陽光発電に蓄電池を組み合わせることは電力を効率的に活用できる強い味方となります。太陽光発電単体での補助金支援がない自治体でも、蓄電池の導入において補助金が出るケースもあります。

制度が難しく感じる場合は、Lifeコーポレーションへお気軽にご相談ください。お客様の運用環境を考慮したご提案をさせていただきます。

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