
長野県のような寒冷地では、冬季に暖房費がかさみ電気代が高くなりがち。特に1〜2月は請求書を見てショックを受け、太陽光発電の導入を本格的に検討し始める方も多いタイミングです。
ちょっと調べてみると、補助金の申請は3月末まで。さらに新しい売電価格は毎年3月頃に決定し、4月1日から適用。売電価格は年々下がっているため気持ちも下がりがち。太陽光発電の導入の勢いも下がってしまいます。
しかしながら、売電価格は先送りすればするほど条件は厳しくなります。今が一番高いんだと気持ちを切り替えて、今年度中の導入を目指し、早めに計画を進めましょう!
長野県の太陽光導入は、Lifeコーポレーションへ
当社は長野県東御市で電気、不動産F事業を行っている会社、Lifeコーポレーションです。
長野県東信エリアを中心に、お客様宅への太陽光発電システムの設置を請け負います。
Lifeコーポレーションの特徴
- 地域密着でEPC(設計、調達、施工)までを自社で対応することで、価格コストを下げてご提供可能
- 融資、補助金の申請をサポート 太陽光を弊社へご依頼いただいた場合、融資、補助金の申請に関する手続きをサポート(信州ソーラー認定事業者にも認定されています)
Lifeコーポレーションの会社情報
会社名:Lifeコーポレーション株式会社
住所:長野県東御市県154-1
設立:2016年2月
従業員数:7名
事業内容:宅地建物取引業・ソーラービルダー及びEPC事業・リース建築事業
建設業許可:長野県知事 許可(般-5) 第26694号
建築業種類:建設工事業・電気工事業・屋根工事業・大工工事業・内装仕上工事業・タイル・レンガ・ブロック工事業
宅地建物取引業許可:長野県知事(2)第5483号
産業廃棄物運搬収集運搬業許可証:許可番号 2001235236
長野県で太陽光発電を導入するタイミングを見極めるポイント
季節によって太陽光発電のパフォーマンスは異なります。一般的には、夏は発電量が多く、冬は発電量が少ないです。季節ごとの特性を理解し、それに合わせて使い始めのタイミングを計画しましょう。
季節が発電量を左右する要因
1. 日照時間と太陽光の角度
夏:夏は日照時間が長く太陽の高度が高いため、太陽光がパネルに直接当たりやすく発電量が多くなります。
冬:冬は日照時間が短く太陽の角度が低いため、発電量は少なくなります。また、太陽の角度が低いと、パネルが効率的に光を取り込めない場合があります。
2. 気温
太陽光パネルは高温になると効率が下がります。夏の暑い時期は気温が高いため、パネルが過熱し、発電効率が低下することがあります。
逆に、冬は気温が低いため、パネルが過熱しにくく、発電効率が良くなることがあります。ただし、冬は日照時間が短いため、全体の発電量は減少します。
3. 雪や積もった汚れ
冬は雪が積もることで、パネルが完全に覆われてしまうことがあります。これにより、発電量は大きく減少します。雪が解けるまで発電できない場合もありますが、雪が溶けた後は一気に発電量が回復することもあります。
春や秋は比較的快適な気温と適度な日照があり、安定した発電が期待できる季節です。
4. 季節ごとの天候
夏は晴れる日が多く、発電量が増加しやすい季節ですが、台風や強風などの天候が影響を与えることもあります。
冬は晴れた日が少なく、曇りや雨が多くなるため、発電量が少なくなりがちです。
太陽光発電設置から使い始めまでスケジュールを把握してかしこく導入
それでは、使い始めた時が太陽光発電の高パフォーマンスのベストタイミングになるように、するためには、いつ頃から導入の準備を進めていったらよいのでしょうか。
一般的に太陽光発電システムの設置自体は3日程度が目安です。
しかしながら、太陽光発電設備の設置工事以外にも現地調査、契約手続き、各種申請手続き、補助金申請などいくつかの段階を経る必要があります。
実際に太陽光発電を使用できるようになるためには、約2ヶ月から4ヶ月の期間を要します。
《設置依頼~工事までの流れ》
太陽光発電の導入プロセスにおける各ステップの所要期間は以下のとおりです。
全体で約2ヶ月〜4ヶ月を見込むとスムーズです。
ステップ | 内容 | 所要期間 |
---|---|---|
1. シミュレーション | 発電量などのシミュレーションを実施。必要資料が揃えばより正確。 | 1日〜数日 |
2. 現地調査 | 設置場所の状況や配線ルートを確認。 | 半日〜1日 |
3. 見積もり・契約 | 費用対効果を考慮し、納得できる内容で契約。 | 1週間〜2週間 |
4. 申請業務 | 電力会社、FIT認定、補助金の各種申請。 | 1ヶ月〜2ヶ月 |
5. 着工 | 設置作業。住宅規模なら短期間で終了。 | 1日〜3日 |
季節ごとに見る、長野県で太陽光発電の設置を成功させるポイント
前章でご説明した発電量を左右する要因を踏まえ、太陽光発電を導入するのに適した季節はいつかなのかを見ていきましょう。
春(3月~5月):ベストシーズン(雪解け後で施工しやすい)
春は気候が安定しているため、工事の遅延が少なく設置作業がスムーズです。発電量も多い季節なので、設置後すぐに多くの発電が期待できます。補助金支援や売電価格の更新がある時期ですが、太陽光発電の効果の高パフォーマンスを得ることができ、スタートダッシュに最適な時期です。
夏(6月~8月):発電量は多いが、施工が混みやすい
夏も気候が安定しているため、設置作業がスムーズです。梅雨の時期も含みますが、長野県東信地域は海から遠いこともあり基本降水量が少ないため、他の地域よりは発電量への影響は少ないでしょう。
しかしながら、施工会社の繁忙期となるため、早めの予約が必要です。
秋(9月~11月):準備を整えて年度末に間に合う
気温が低いため、熱に弱い太陽光パネルの効率が上がります。晴天率が高いため、日照時間は真夏より短くても、発電効率が良くなるという利点があります。
なお、補助金支援や税制優遇の内容は、年度ごとに変更されることがあります。特に、年度末となる3月末には、補助金の申請期限が迫るため混雑し、手続きに時間がかかってしまいますので、この時期に工事が完了していると余裕をもって申請手続きが勧められるでしょう。
冬(12月~2月):天候に左右され補助金のタイミングがずれる可能性も
冬は、施工業者のスケジュールが比較的空いているため、価格交渉やスケジュール調整がしやすい場合があります。
一般的には、降雪などの天候の変化によって工事に影響が出ないように注意が必要ですが、長野県の東信地域であれば、降雪が続くケースが少ないためすぐに融雪します。しかしながら、天候は変わるものなので、雪や霜など寒さの影響による工事の遅延は考慮した方がよい時期です。
長野県で太陽光発電を設置するスケジュールのコツ
それでは、最適な太陽光発電生活を送るために、使い始めるための設置スケジュールを逆算しながら準備段階ごとに詳しく内容を見ていきましょう。
(1) 事前準備(3~6ヶ月前)
電力使用量を確認し、シミュレーションを行う。
新築時に導入する場合は、屋根の種類や向きを調整できるため、より太陽光発電を有効活用できる環境を作りやすいです。
後付けで設置する場合は、屋根の向きや耐久性が太陽光発電設置に適していない場合があるため、必要があれば屋根のリフォームも計画しましょう。
補助金情報をチェック(前年の傾向から予測)
補助金は国・県・市区町村単位で支援が行われています。4月1日から翌年の3月末までを期間としていることが多いです。補助金の対象となる要件を満たしているか、必要な書類や申請手続きの時期はいつなのかなどを早めに確認しましょう。
近年では、太陽光発電単体への補助金制度を終了し、太陽光発電と連結して使う蓄電池や電気自動車を蓄電池として利用するV2Hに対して補助される制度が増えてきました。その場合は、蓄電池などの導入も検討する必要があります。
業者の選定&見積もり比較(相見積もりは必須)
太陽光発電は長期的な運用になるため、業者選びは長いお付き合いをしていけるところにお願いしたいですね。合計金額や内訳、保証内容、サポート体制などをしっかりチェックし、信頼できる業者を選びましょう。
太陽光発電の見積もりでチェックすべきポイントは5つあります。
1. 見積もりの合計金額をチェックする
太陽光パネルの発電容量1kWあたりの価格を計算してみましょう。一般住宅に多い3kW~5kWのシステムの場合、見積もり価格は100万円前後が目安。
出してもらった見積もりの合計金額から補助金を差し引き、太陽光パネルの発電容量で割ってみましょう。結果が40万円以上であれば、高額設定の可能性があります。
また、月々の支払い額のみを案内される場合は、悪質業者の可能性もあるので、合計金額が明記されているかしっかり確認しましょう。
2. 見積もりの金額内訳を確認する
費用の内訳は、太陽光パネルが導入費用の約50%、工事費は約25%が適正です。他社と比べて異常に安い場合は、追加料金が発生しないかを確認しましょう。
相見積もりをすると、内訳の内容や、費用感の異常に気付くことができます。しっかりと確認をしましょう。
3. 割引額と割引率をチェック
大きな割引額には注意が必要です。定価を高めに設定して過剰に安く見せている可能性があります。割引率が高い理由を業者に確認しましょう。
4. 保証内容と期間を確認する
保証内容は、契約前に必ず確認をしましょう。太陽光パネル、パワーコンディショナー(パワコン)、施工など、各部品の保証期間が異なります。特に見積書には保証が記載されていないことが多いため、質問内容と回答が残るように、メールでの確認を取っておくと安心です。
5. サポート内容を確認する
売電手続きや補助金申請、設置後の点検や故障対応のサポートについても、見積もりの時点で記載されていない場合があります。業者に問い合わせて、対応しているかどうかを確認しておくとよいでしょう。
(2) 申請・契約(2~4ヶ月前)
補助金申請を早めに実施(締切前に間に合うように)
太陽光発電の補助金支援制度は、工事に着工する前に補助金交付申請をする必要があります。着工後に申請してしまうと、補助支援が受けられませんので注意が必要です。交付決定通知書が届くまでには時期や自治体によって変わりますが、問題がなければおおよそ20日程度で通知書が届きます。
電力会社との接続契約を確認
電力申請とも呼ばれ、自分の家で作った電気を、電力会社に売電することの許可を取る手続きです。許可が下りないことには電力会社と接続ができないため、太陽光設置の前に申請が必要になります。
(3) 設置工事(1~2ヶ月前)
工事スケジュールを天候も考慮して決める
太陽光発電の設置工事は天候に大きく左右されます。雨や雪の日は作業が難しく、安全面でもリスクがあります。工事の時期が梅雨や積雪の時期と重なる場合は、天候の影響も考慮が必要です。工事スケジュールは晴天が多い時期に調整し、余裕を持って進めることで、工事の遅延やトラブルを防ぎます。
屋根や設置場所の最終確認(雪害や強風対策も)
設置場所の強度や安全性の確認は必須です。長野県のような積雪場あった場合、雪の重みに耐えられるか、強風でもパネルが飛ばされないかを事前にチェックしましょう。問題があれば、雪国仕様に対応した太陽光パネルを選んだり、屋根の補強工事などの対策が必要になります。
長野県で補助金を確実に活用するためのスケジュール管理
自治体では補助金の予算に限りがあり、先着順で受付している場合が多いです。申請が遅れると、予算が終了して受け取れないリスクがあるため、開始直後に申請ができるように早めの準備が重要です。
同じように、国の補助金も年度ごとに予算枠が設定されています。母数が多く、人気のある補助金は早期に締切られることが多いです。
また、補助金制度は毎年内容が変わる可能性があります。補助金を活用したい当該年度の補助金トレンドを事前に確認しておくと、自分に合った制度を選びやすく、計画的に申請準備を進められます。
以下のように、長野県東信地域での補助金活用スケジュールの大枠を表にまとめました。この表を参考に、スケジュール管理を進めるとスムーズに補助金活用ができます。詳細な内容は、各自治体ごとに確認してみて下さい。
時期 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
前年12月~3月 | 補助金情報の収集 | 各自治体の最新補助金情報をチェック 条件や必要書類を把握する |
1月~3月 | 業者選定と見積取得 | 信頼できる業者に早めに相談 見積もりを取得し、スケジュールを確保 |
4月~5月 | 補助金申請書類の準備と提出 | 補助金は先着順が多いので、受付開始直後に申請する 書類不備があると受付されない場合がある |
6月~12月 | 施工と実績報告 | 補助金交付決定後に施工を実施 実績報告は設置日から1ヶ月以内、または年度末までに提出 東御市では2月末日までに完了が必須 |
施工後 | 発電開始と売電手続き | 電力会社との接続や売電契約を実施 手続きに時間がかかる場合があるため早めに対応 |
ただし長野県東信地域においては、一年中晴天率が高いことから、春~夏を意識しなくても発電し始めた時期を選ばずに高いパフォーマンスを得ることができるでしょう。
スケジュール管理で失敗しない。長野県で設置する時の注意点
太陽光発電の導入を検討する際は、使い始めたい時期を基準に、逆算してスケジュールを立てていくとよいでしょう。
効率的にスタートするための準備ステップ
例えば、発電効率の良い時期(春〜夏)にスムーズに使い始めるためには、前年の冬から準備を始めるのがベストです。下表は、春~夏に使い始めることを想定したスケジュールです。
時期 | 準備内容 | ポイント |
---|---|---|
前年12月〜1月 | 情報収集と業者選定 | 自治体や国の最新補助金情報をチェック。信頼できる業者に早めに相談し、見積もりを取得。 |
2月〜3月 | 補助金申請の準備 | 必要書類を揃え、補助金申請の受付開始に合わせてすぐに提出できるよう準備。 |
4月〜5月 | 施工スケジュールの確保 | 補助金交付決定後、施工スケジュールを確保。春〜初夏に施工完了を目指す。 |
施工後 | 売電手続きと発電開始 | 電力会社への接続申請や売電手続きを進める。手続きには時間がかかることを考慮。 |
成功のポイント
長野県東信地域において太陽光発電をスムーズに導入するポイントは、以下の3点です。
・業者の早期選定と早期工事予約
・補助金のフローと申請期限を把握する
・電力会社との接続手続きに要する時間を見越す
天候の良い季節は工事が大変混み合うため、早めのスケジュール確保をお勧めします。また、補助金は必ず申請期限内に手続きを終えられるように計画しましょう。遅れると補助金が受け取れず、全額自己負担になるなんてことになりかねません。
そして重要なのは、電力会社との接続手続き(電力申請)です。工事が終了しても電力会社との接続手続きが完了しなければ発電は始まりません。
接続手続きに要する期間は「完全自家消費型(非FIT)」と「余剰売電型(FIT)」の場合で異なります。
・完全自家消費型(非FIT)」の場合:3ヶ月程度
・余剰売電型(FIT)」の場合:10ヶ月程度
必要書類がたくさんあり、専門知識が求められる場合もありますので、専門家へ相談することも得策です。
長野県でのスムーズな導入はスケジュールを意識して
余裕をもって、太陽光発電の導入をスムーズに進めるためには、早めの準備が重要です。特に、新年度の補助金を狙う場合、遅くとも前年の秋〜冬には準備を開始することがわかりました。そのためには、早めに業者を見つけ相談を始めるとよいでしょう。計画的に進めることで、設置後の手続きや売電開始もスムーズに進み、長期的な利益を得やすくなります。
Lifeコーポレーションにご相談いただければ、補助金申請から設置工事まで、全てのステップをしっかりサポートいたします。さらに、施工スケジュールの調整や発電開始時期に合わせた最適なプランを提案し足します。まずはお気軽にご相談ください。